高血圧の合併症は死に至ることも…こんな前兆があったら要注意!

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれています。高血圧の症状として頭痛や肩こり、めまい、しびれ、動悸などがありますが、高血圧以外の人でも起こる症状で、ただ体調が悪いのかな?と思ってしまい、放置してしまう方は多いと思います。

 

 

中には高血圧だと診断されても、特に症状が出ていないし大丈夫だろう…と考えてそんなに重く受け止めない人も多いのではないでしょうか。しかし、そのままにしておくと合併症が引き起こってしまいますから注意しなければなりません。

 

どのような合併症があるのか?

高血圧を放っておくと動脈硬化が進み、脳梗塞や脳出血などの脳の病気、心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気、腎不全や腎硬化症などの腎臓の病気、他にも糖尿病などの病気を引き起こしてしまいます。

 

 

これらの病気は気づきにくい事が多く、いきなり症状が現れてしまうことも少なくありません。処置が遅れてしまえば重い障害になることがありますし、最悪の場合死に至ることもあります。それが高血圧がサイレントキラーと言われる所以です。

脳の病気…脳梗塞、脳出血

脳梗塞とは高血圧などによってもろくなってしまった脳の血管に血栓が詰まってしまうことで起こる病気です。酸素や栄養分の供給がストップして脳細胞が壊死して脳に障害が起こります。ろれつが回らなくなったり、手に力が入らなくなったり、物体が二重に見えたり、強い頭の痛みを感じたらすぐに病院へ行くようにして下さい。

 

 

脳出血とは、脳の血管がもろくなって破裂してしまうことで起こる病気です。脳出血は殆どの場合が高血圧によって起こるとされています。めまい、頭痛、吐き気などの症状が出て、そのまま死亡してしまうこともあります。これらの脳の病気の場合、言語障害や片麻痺などの後遺症が残ることも少なくありません。

 

心臓の病気…心筋梗塞、狭心症

心筋梗塞とは冠動脈に異常が起こって血流が止まることで起こって心臓の筋肉が壊死してしまう病気です。胸部に激しい痛みを感じる発作が30分から数時間に及びます。早めに治療しないと死に至ることもあります。

 

 

狭心症は血管が細くなったり詰まりかかったりすることで起こります。心臓に圧迫感を感じますが、安静にしていれば数分でおさまることが普通です。悪化すると心筋梗塞となりますので胸が苦しいと感じたら早めに受診しましょう。

 

腎臓の病気…腎硬化症、腎不全

腎硬化症とは腎臓の血管が動脈硬化することで腎機能を低下させてしまう病気です。肩こり、めまい、頭痛などの症状がある場合は要注意で、放置しておくと腎不全になってしまいます。

 

 

腎不全は腎臓の機能が30%以下にまで下がった状態のことで、慢性腎不全になると腎機能は回復できなくなります。それにより体内の老廃物を排出することができなくなり、有害なものがどんどん身体に溜まってしまうので人工透析が必要になります。また、腎不全になると血圧が上がる…という悪循環に陥ってしまいます。